看護学部生シアトルボランティア記

日本で看護を学ぶ大学生が1ヶ月アメリカワシントン州シアトルの高齢者施設でのボランティアの経験とその生活模様を綴るブログです。

2014-09-18から1日間の記事一覧

アメリカ(ワシントン州)のソーシャルワーカー

今日は施設のソーシャルワーカー(以下SW)に1日ついて仕事を見せていただきました。 私は看護職を目指す前はSWになりたいと思っていました。だから願ってもない機会でした。私の興味は、日本ではあまりこれという定義のない仕事であるSWが、アメリカではど…

レジデントの権利と意思尊重

今日はKeiroで昼食前の投薬時のナースの仕事を見せてもらいました。 彼女は薬の入った大きい鍵付き可動式の引き出しと分厚いファイルを持ち、投薬を行いながらチェックをしていました。ちなみにアメリカではナースか、介護士でも薬を手渡しするライセンスが…

Dentistの日

今日はSeattle KeiroにDentistの来る日でした。月に2回その日があります。 Podiatristのときと同じく、ボランティアがリストアップされたレジデントを部屋から車いすを押して治療室まで連れて行きました。 中にはかなりConfuseしている方もいて、 歯を診ても…

レジデントとのコミュニケーション

Nikkei Manorの方はほぼ日系人なので日本語か英語ができれば話をすることができます。 Seattle Keiroでは色んな方が入居されているので一筋縄に行かないことも多々あります。 特に私はその中でも徘徊の恐れのあるレジデントの生活するエリアに大体いるため、…

延命措置・治療の選択

こちらでは入居時、入居中に延命措置の意思決定を全ての人に必ず行っています。そしてその意思は必ず尊重され、食事や投薬、治療すべてにそれが影響を受けます。それらのインフォメーションは居住者のファイルに入っているため、常に確認することができます…

アメリカの老人ホーム

大きく分けてアメリカには3種類の高齢者用の居宅があるそうです。 1)Retirement Home / Adult Family Home / Senior Apartment まだまだ元気な方向け。グループでお金を出し合ってひとつの家を買い、そこにお手伝いさんを雇って食事や洗濯をしてもらうよう…